2022.05.27
もしも住宅の建築中に建設会社や工務店が倒産してしまうと債権債務の整理が完了するまで建築工事が中断してしまいます。
その間、住宅取得者は「いつ再開されるのか?」「支払ったお金はどうなるのか?」といった不安を感じてしまいますよね。
そんなもしもの事態を救済・支援してくれる制度が「住宅完成保証制度」です。
工事請負の契約後から建物の引渡しが完了するまでの間に、建設を請負ったハウスメーカーや工務店などの資金繰りが悪化等して倒産に陥った場合、発注者がそれまでに支払った工事費が返還されないだけでなく、工事を引き継ぐ会社への追加費用が発生してしまうため、損害がとても大きくなってしまう可能性があります。
「住宅完成保証制度」は、工事請負業者の倒産等により工事が中断した場合に、住宅取得者の負担を最小限に抑えるための制度です。
住宅保証機構が増嵩工事費用(当初の予算を超える費用)や前払い金の損失の一定割合を保証してくれます。さらに希望があれば、工事を引き継ぐ先のあっせんまでサポートしてくれます。
「住宅完成保証制度」が適用されるには、建築会社や工務店が保証機関に登録している必要があります。審査基準を満たした事業者だけが登録を認められますので、安心を図る指標にもなると思います。そして、保証対象となる費用と割合は、保証のタイプに応じて異なりますので、保証書に記載されている内容を確認しておくと良いでしょう。
マイホーム建設を考えている方で、群馬・藤岡周辺で「安心できる設計士に相談しながら検討したい」という方は、毎日無料相談会を実施している黒沢工務店をご一考ください。注文住宅の参考となるモデルハウスを見ながら、かかる予算に関しても不安なく相談いただけます。
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