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2022.07.06

【家づくりコラム】「地鎮祭」と「上棟式」とは?

工事の安全祈願を行う地鎮祭

地鎮祭の意味は?

地鎮祭とは、家の建築を始める前に、その土地を司る神様に対して、工事やその後の安全を祈願する儀式です。日本書紀にも藤原京造成の時の地鎮祭の様子が記されており、その歴史は1,300年以上にもなると言われています。
ただ近年になり、日中に時間を要することもあり、大手ハウスメーカーが主導する家づくりでは、略式で行われたり、行われなかったりする場合もあります。
地鎮祭の相談は神社に直接行うのが一般的です。酒・水・米・塩・野菜・魚等のお供え物をして、神主さんに祝詞をあげてもらうまでが一連の流れです。玉串と呼ばれる榊の枝の供え方などのマナーはその都度神主さんから教えてもらえますので安心してください。
祭壇へのお供えものは、神社が用意してくれることもありますが、神社によっては建設会社や施主での用意を求められることもありますので、神社に問い合わせてみてください。地鎮祭の一般的な費用は神社への謝礼として2万円〜3万円、お供物で1万円ほどで、所要時間は設営準備を入れても一時間ほどです。服装は自由ですが、神事ですので派手な格好などは避けるようにしましょう。

ご近所挨拶、職人さんへの感謝を込めた上棟式

ご近所挨拶、職人さんへの感謝を込めた上棟式

木造住宅の骨組み完成後に、工事が無事に進んでいることの感謝、その後の安全を祈願して行われるのが「上棟式(じょうとうしき)」です。「むねあげしき」や、「建前(たてまえ)」とも呼ばれます。地鎮祭と同じく神事として古くから行われてきましたが、最近では家づくりに関わる大工さんや職人さんたちを労う意味合いで行われることが多くなってきました。
かつては、ご近所の人たちが集まり、大工さんらが餅やおひねりをまいたり、お酒や食事を振舞ったりする賑やかな式典でしたが、最近では簡略化され、行わないケースも目立ちます。しかし、終の住処とも言われるマイホームで長く心地よく暮らすため、近隣へ挨拶できるいい機会ともいえますから、ご興味がある方は家づくりをお願いしている工務店さんなどに相談してみると良いでしょう。

どんなことでもお気軽にご相談をどうぞ

群馬·藤岡エリアで、家づくりに関する神事についても気軽に相談できる工務店をお探しの方は、黒沢工務店をご検討ください。土地探し、資金繰り、各種申請など、小さな質問にも丁寧にお応えさせていただきます。

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